エプソムソルトは1618年、英国・ロンドンの南南西に位置するエプソム地方の農夫によって発見されたといわれています。
成分は、海水にも含まれるミネラルの1種である硫酸マグネシウム。
物質としては塩(塩化ナトリウム)とは異なりますが、発見された地名と、塩のように白くてサラサラな見た目にちなんで「ソルト」という名前がつきました。
お湯に溶かして入浴すれば湯あたりがまろやかになり、温浴効果で身体がぽかぽか温まるため、ハリウッドセレブの間でも入浴剤の定番として大人気。
入浴用として最適な濃度は0.1%以上とされるため、家庭用の浴槽(150〜200L)でご利用いただく場合の使用量は150〜200gと、一般的な入浴剤(50〜60g)の3〜4倍にもなります。
また、海水と同じ濃度(0.2%)にするためには、さらにその倍の量が必要になるため、まさにセレブ級の贅沢アイテムといえますね。
そして、エプソムソルトにビタミンCを加えて美肌効果を高めた、さらに贅沢な入浴料が「エプソムCソルト」です。
皮膚への浸透性が高く、マグネシウムのヴェールが全身を包みこみ、湯上がりのお肌はつるすべに。香料、着色料、保存料無添加のナチュラルコスメです。
なお、欧米ではエプソムソルトは薬局でもふつうに売られていて、畑に散布すれば土壌に浸透して植物が元気になるため、入浴以外にもガーデニングなど、さまざまな用途に活用されています。